您的位置:首页> 日语考试 > N1 > 新日本语能力考试N1阅读模拟题:ホテルの客の迎え方(旅馆的待客方式)
我们为准备日语能力考试(JLPT)N1的考生分享了阅读模拟题。众所周知,在日语N1满分180的考卷中,阅读部分就占60分,是总分的三分之一。由于阅读题占比分比较大,而且往往很多考生在这部分题上失分特别严重,所以我们必须在平时就注重阅读的练习。每天至少要做1到2篇阅读题,因为做阅读题的准确率和语感是伴随着阅读量的增加而提高的。
希望这些模拟题能够帮到广大考生,在日语考试中都能取得佳绩!本篇阅读题为:ホテルの客の迎え方(旅馆的待客方式)。
旅館とホテルは、ホットとクールというキーワードで解明されるという話を聞いたことがあった。かつて東海道(注1)の旅籠(注2)は、前の宿(注3)近くまで出て客を誘い、料金についての話し合いをして自分のところへ送りこんだという。そうやって、旅籠の者が外へ出て客と相対した習慣の名残が、もしかしたら旅館の外に整列し客を出迎える習慣につながっているのではないかという気がする。あの勢揃いした女将(注4)を初めとする一同の「いらっしゃいませ!」の声に出迎えられ、さながら閲兵のごとき物腰(注5)で宿に入るとき、どんな表情をつくってよいのか、わたしはいつもA当惑する。そのことが、まず私を旅館へ泊る習慣から遠ざける漠然たる理由になっているのだが、旅館のこのような前へ出るかたちの積極的な姿勢は、たしかにホットなサービスと言えるのかもしれない。
それに対して、ホテルの客の迎え方はその逆、つまりクールな受け身スタイルである。フロントは、入口から人が入って近づいて来ても、その人が何らかの意思表示をする前に、自分の方から「いらっしゃいませ」などとは言わない。相手が何らかの意思表示をした瞬間、その相手が始めて「客」となるわけであり、それまでは街の通行人と同じということなのだ。ホテルは部屋の前までが街みたいなものだから、入口は外と内を分ける玄関とは少しちがうニュアンスをもっており、客が鍵をもって自ら管理する。館内で常連客に会釈をするのはいいが、Bみだりに名前を呼んだりはしない。客のプライバシーを侵害するのを防ぐためだ。だが、相手が何らかの要求を示したら、機敏に対応するセンスは不可欠であり、相手との距離の取り方が、旅館とは正反対の流儀(注6)である。
このように、まず自分の側から表情をあらわさず、相手の表情の変化に応じて態度をととのえるホテルのあり方が、旅館にくらべてクールであるのはたしかだ。しかし、熱心さが評価される日本という環境は、なかなかスマートにクールなサービスを成り立たせにくいようだ。私なども、ホテルの自動ドアを入ったとたんボーイに「いらっしゃいませ、お泊りでございますか」とバッグを取られ、「いやノバ一へちょっと…」と言ったとたん、すっと表情を消されて不気味さを感じるケースがたびたびある。したがって、クールなサービスを日本のホテルで体験しようとしても、まだまだその領域が成立しているとは言いがたく、ホットなサービスを求める客に応じて、ホテルもまたホットなサービスに精を出す傾向が生きているらしい。
(村松友視『俵屋の不思議』世界文化社による)
(注1)東海道:昔の江戸から京都まで通っていた街道。
(注2)旅籠:昔の街道沿いにあった宿屋、宿泊所。
(注3)宿:街道や宿屋、宿泊所が多く集まっていた場所。
(注4)女将:旅館の女主人。
(注5)物腰:動作や態度。
(注6)流儀:それぞれの独特なやり方、方法。
[問1]下線A「当惑する」のはなぜか。
①昔の旅籠に比べ、現代の旅館のサービスはよくないと感じるから。
②現代の旅館より昔の旅籠のほうが面白そうで、泊ってみたいから。
③勢揃いで出迎えられると、物物しくて入りにくいから。
④勢揃いで出迎えられると、現代の旅館に合わない気がするから。
[問2]筆者の旅館の利用のしかたはどれか。
①今回始めてと泊った。
②一度も泊ったことがない。
③あまり泊らない。
④よく泊る。
[問3]下線B「みだりに名前を呼んだりはしない」と同じ意味はどれか。
①本当の名前を呼んだりはしない。
②客の名前をまちがえて呼んだりはしない。
③みんなに聞こえるように名前を呼ぶことはしない。
④軽々しく名前を呼ぶことはしない。
[問4]ホテルの従業員に当てはまることはどれか。
①客にいつも注意を払って、客の要求に気づいて対応できなければならない。
②客の要求はいつあるかわからないが、それを予測するセンスは必要ではない。
③客の要求はいつもあるので、それに気がつくセンスはなくてもいい。
④客から何か要求されて、センスがないときは他の人に頼まなければならない。
答案:[問1]③[問2]③[問3]④[問4]①
解说:
[問1]提出的问题是,为什么“感到困惑”。
这需要放到整句话中寻找答案。“あの勢揃いした女将を初めとする一同の「いらっじやいませ!」の声に出迎えられ、さながら閲兵のごとき物腰で宿に入るとき、どんな表情をつくってよいのか、わたしはいつも当惑する。”(老板娘带领所有的店员一起向你问候“欢迎光临”,好像阅兵一样进人旅店的时候都不知道该摆出什么样的表情)。所以答案为选项③,即“因为人员聚集前来迎接,感觉有些小题大做而难于入内”。
[問2]提出的问题是作者如何利用旅馆的。
因为在问题1中出现的原因,所以作者说“そのことが、まず私を旅館へ泊る習慣から遠ざける漠然たる理由になっている”(这也成为了我对投宿旅馆敬而远之、态度默然的一个理由)。因此答案为选项③,即“不怎么投宿”。
[問3]提出的问题是,与划线的“不随意称呼其名字”相同含义的是哪一个。
这道题就算不知道该句中“みだり”的意思,也可以通过前后文推测出来。“館内で常連客に会釈をするのはいいが、みだりに名前を呼んだりはしない”(在旅馆内可以跟熟客点头致意,但却不轻易称呼对方的名字),因为要“客のブライバシーを侵害するのを防ぐ”(防止客人的隐私受到侵害)。所以答案为选项④,即“不轻易叫对方的名字。”
[問4]提出的问题是,与酒店工作人员相符的是哪一项。
作者所认为的好的做法是“相手が何らかの要求を示したら、機敏に対応する”(一旦对方显示出什么要求,要机敏地应対)。所以答案为选项①,即“随时注意客人的要求,并及时对应。”
其他选项的译文:
[問1]①因为跟过去的客栈相比,感觉现代旅馆的服务不好。
②因为比起现代的旅馆,过去的客栈好像更别有趣味,而想在那里投宿。
④因为人员都聚集前来迎接的话,感觉与现代旅馆不相称。
[問2]①这次是头一次投宿。
②从没有投宿过。
④经常投宿。
[問3]①不叫其真正的名字。
②不将客人的名字念错。
③尽量叫名字时不让大家都听见。
[問4]②不知道顾客何时有要求,没有必要对此进行预测。
③因为顾客随时都有要求,所以无需特別留意。
④顾客提出什么要求,自己又难以判断时,必须要拜托他人。
文章大意的把握:
作者认为旅馆的待客方式(比如列队迎接)过于热情。从作者的角度看,与顾客适当地保持距离,在顾客有所要求之后再进行快速的应对才是更让人觉得舒服的方式,虽然这种方式在日本酒店业方面难于实现。
句型:
1、〜をはじめとする:举出作为代表性的事物,表示同类的其他事物也都同样。可译为“以……为主”。
例:
あの勢揃いした女将を初めとする一同の「いらっしゃいませ!」の声に出迎えられる。/老板娘带领所有的店员一起向你问候“欢迎光临”。
アジアで行なわれた初めての世界女性会議には、アメリカをはじめとする世界各国の女性代表が参加した。/美国及世界各国的女性代表参加了首次在亚洲召开的世界妇女大会。
2、〜に応じて:表示若前项事物发生变化,后项事物也将随之变化。可译为“根据、按照……、随着……”。修饰名词时用“〜に応じた”的形式。
例:
自分の側から表情をあらわさず、相手の表情の変化に応じて態度をととのえる。/不要先显露出自己的表情,而是根据对方表情的变化来调整态度。
当店ではお客様のご予算に応じて料理をご用意いたします。/本店将按照客人的预算准备菜肴。
词语:
名残:残余,遗迹;依恋,惜別。
さながら:宛如,如同,好像
遠ざける:躲开,避开;疏远。
舍連客:常客,熟客,经常来的人们。
会釈:点头,颔首;打招呼。
プライバシ一:私生活,个人的秘密。
精を出す:精力充沛,干劲十足。
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