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本文给大家分享的是2010年7月日语N1考试真题之阅读部分(2)。距离18年7月的日语等级考试还有四个队月的时间,请大家好好珍惜这几个月的时间认真复习,争取顺利通关!日语学习当然少不了历年的真题,由于现在市场上已经找不到2010年改革后的历年真题了,所以接下来你所看到真题也是得来不易!希望大家好好利用!
请同学们在规定的时间内做完真题上的题目,并核对答案,看看自己是否已经具备了日语等级考试N1的水平吧!
問題10 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
心理学は昔から心について研究してきたわけですが、実は肝心の感情(情動)についてはまだよくわかっていないのです。えっ、感情こそ心理学が得意とするところではないのですか、と①不思議に思われるかもしれません。しかし、現代の心理学が得意としているのは、どちらかというと、私たちが目や耳で周囲の世界をどのようにとらえるかという感覚や知覚の働きであり、どのようにものを考えるかといった認知と呼ばれる働きについてです。そうした働きと感情を一体化した心のプロセスが、私たちの②全体的な「生」の体験なのかもしれません。
最近では脳科学やコンピュータの専門家と協力しながら、世界中の精鋭たちが心のメカニズムの研究に取り組んでいます。その成果がロボット工学などに応用されているわけです。人間と同じように見たり、聴いたり、歩いたり、話したりする精巧なロボットたちが作られています。しかし、まだ感情機能をもつに至っていないのはご存知のとおりです。ロボットもうれしそうな表情などをしてみせることはできます。犬型のペット・ロボットならしっぽを振る仕草(しぐさ)もします。しかし、それらは表面的な動作を真似(まね)しているだけで、感情の働きがそうさせているわけではありません。複雑な心の働きの中でも特に感情機能を解明するのは難しく、それをうまく再現できないからです。
感情は私たちの体験を豊かに(注1)裏打ちして、なにかを選んだり、しようとしたりする行動を(注2)駆り立てる動因にもなります。例えば、好き嫌いを理屈(論理)で説明することは難しいはずですが、実際の行動は簡単にやれます。ボーイフレンドやガールフレンドを論理や計算だけで選ぶ人はいないはずです。まあ、(注3)計算づくで結婚相手を決めようとする人もいるでしょうが、その裏には別の気持ちが動いていそうです。感情は私たちの思考や行動の土台になっていると考えることができそうです。そのため、気持ちの落ち込みがひどいときには、普段何気なくやれていたことができなくなることがあるのです。
(佐藤静『こころサポート』による)
(注1)裏打ちして:土台として支えて
(注2)駆り立てる:何かをせずにはいられないような気持ちにさせる
(注3)計算づくで:自分の損にならないようにいろいろ考えて
59 ①不思議に思われるとあるが、人々は何を不思議に思うのか。
1 心理学では感情機能についてまだ十分わかっていないこと
2 心理学では認知と感情の関係がまだ解明されていないこと
3 心理学は感情の働きを研究するのが得意だということ
4 心理学が昔から心について研究してきたということ
60 筆者の言う②全体的な「生」の体験とは何か。
1 心で感じとったことを、そのまま行動に移すような体験
2 身の回りの世界を目や耳で認識して考え、心で感じる体験
3 どのように周囲を見たり聴いたりして考えるかという体験
4 感覚や知覚で周囲の世界のものごとをとらえようとする体験
61 この文章では、ロボットを取り上げて何を説明しているか。
1 ロボットの感情のメカニズムの複雑さ
2 最近のロボット工学の進歩のめざましさ
3 人間の動作や表情を再現することの難しさ
4 人間の感情の働きを解明することの難しさ
62 筆者の述べている感情の働きを以下のようにまとめる場合、( )に入るものとして適切なのはどれか。「私たち人間は、感情の働きによって( )。」
1 何かをしたいと思い行動を起こす
2 ものごとを感覚でとらえようとする
3 相手の心を分析して理解しようとする
4 好き嫌いを論理的に考え判断する
問題11 次のAとBの意見文を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
A
しっかりした人生を歩むには、やはり「学歴」が必要です。そう断言すると(注1)眉をひそめる人もいるかもしれません。しかし私には、学歴なんかいらない、あるいは、(注2)ほどほどでかまわないという考え方は、中途半端なきれいごとに思えてなりません。
学歴がなくて苦労をしたという話は、昔はさんざん聞かされました。最近はあまり言われていないだけで、本当はもっと厳しい選別が行なわれているそうです。(中略)
親ならば、一生を幸せに生きていける、一生、食べるのに困らない「生きる力」を、子供に付けさせるべきです。そして、そのための最良の方法が「学歴を付けさせる」ことだということは、今も昔も、変わりないのではないでしょうか。
(和田寿栄子『子供を東大に入れる母親のちょっとした「習慣術」』による)
B
いったい、学歴とはなにものなのか。
会社は、厳しい過当競争のさなかにあって、実力で勝負しなければならないというのに、そこで働いている人は、入社前に教育を受けた「場所」で評価されるというのは、どう考えても納得がいかない。教育の「質」が問われるのならばまだ解る。「場所」というのは、正常ではない。わずか数年間の学校教育が、以後何十年にもわたって、その人の看板として通用するというのは、奇妙というほかはない。
(中略)ほんの小さなグループから出発した私たちの会社では、何でもやれる人が、それをやる、といった気持ちで仕事をしてきたつもりであったのに、人数が増えてくるに従って、いつとはなしに、学歴による区分といった方式が、なんとなくとり入れられつつある事実に気付いて、はっとしたことがある。
(盛田昭夫『学歴無用論』による)
(注1)眉(まゆ)をひそめる:不快に感じる
(注2)ほどほど:ちょうどよい程度
63 AとBの認識で共通しているのは何か。
1 学歴の重要性は否定できない。
2 学歴による区別は実在する。
3 学歴よりも実力が重要だ。
4 学歴は実在と関係がある。
64 学歴や学校教育について、Bが批判しているのはどのようなことか。
1 実際の社会では学歴は関係なく、何でもできる人が高く評価されること
2 社会人になってからも、どこで学校教育を受けたかが重要視されること
3 実際の社会で必要とされる実力が、学校教育では養成されていないこと
4 社会的には学歴が重視されているのに、企業ではそれが通用しないこと
65 AとBの二つの文章を以下のようにまとめる場合、①と②に入るものの組み合わせとして適切なのはどれか。
「Aの筆者は( ① )と考えているが、Bの筆者は( ② )と考えている。」
1 ①学歴が高ければ高いほどよい
②社員が多くなれば学歴と言う区分も大切だ
2 ①学歴を得るために苦労が必要だ
②会社で競争に勝つには学歴は通用しない
3 ①学歴は生きていくのに必要なものだ
②会社は社員の学歴より実力を重視するべきだ
4 ①子供に学歴を付けさせるのは親の役目だ
②社員は専門の知識と学歴の両方が必要だ
答案:
问题10:1 2 4 1
问题11:2 2 3
以上就是2010年7月日语N1考试真题之阅读部分(2)的全部内容,感谢阅读!
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