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本文给大家分享的是2010年12月日语N1考试真题之阅读部分(1)。距离18年7月的日语等级考试还有四个队月的时间,请大家好好珍惜这几个月的时间认真复习,争取顺利通关!日语学习当然少不了历年的真题,由于现在市场上已经找不到2010年改革后的历年真题了,所以接下来你所看到真题也是得来不易!希望大家好好利用!
请同学们在规定的时间内做完真题上的题目,并核对答案,看看自己是否已经具备了日语等级考试N1的水平吧!
問題8 次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
ほかの人の成功事例をマネすることが、必ずしも自分の成功を約束するものではなくなったのがいまの時代です。昨日までの成功は、今日の成功を意味しません。そのような時代に大切なのは、やはり創造力です。そして創造力とは新しいものをつくりだす力を意味している以上、失敗を避けて培えるものではありません。
創造力を身につける上でまず第一に必要なのは、決められた課題に解を出すことではなく、自分で課題を設定する能力です。
(畑村洋太郎『失敗学のすすめ』による)
46 筆者によると、いまの時代に創造力を養うには何が必要か。
1 失敗を経験しながら課題を見つけ出す力
2 失敗を重ねながら課題をこなしていく力
3失敗を生かしながら課題を遂行する力
4 失敗を受け入れながら課題を解く力
(2)
以下は、ある会社が取引先に出した文書である。
47 この文書で最も伝えたいことは何か。
1 アサクラ株式会社の国際課が1 月に山中ビルに移転すること。
2 アサクラ株式会社の国際課が12 月に山中ビルに移転すること。
3アサクラ株式会社の本社と国際課が1 月に山中ビルに移転すること。
4アサクラ株式会社の本社と国際課が12 月に山中ビルに移転すること。
(3)
価値観や科学的常識は、誰にとってもいつの世でも、変わらぬものだと感じがちです。しかしそれは雲の形のように、一見、静止しているように見えて、じつはゆっくりと変化しています。あまりにもゆっくり変化するため、多くの人が、雲は静止画のように変化しないものだと信じているのです。
誰もが、たまたま自分の成長期に見ていた雲こそが「正しい雲の形」だと思い込みます。こうしてそれぞれの世代の人の脳裏にある雲の姿は、お互いに少しずつズレてきて、すれ違いが起こるのです。
(藤沢晃治『「わかりやすい教え方」の技術―「教え上手」になるための13のポイント』による)
48 筆者は、すれ違いが起こる原因をどのように説明しているか。
1 見る雲の形はどの世代でも変わらないが、一人一人は違う雲の形を見ているため
2 見る雲の形はどの世代でも同じだが、一人一人の記憶の中で雲の形が変わっていくため
3見る雲の形は世代によって違うが、一人一人は雲の形はいつも同じだと思っているため
4 見る雲の形は世代によって異なるが、一人一人の好きな雲の形はそれ以上に違うため
(4)
データが示す姿は光の部分もあれば影の部分もある。そのどちらか一方だけを強調することは、分かりやすさという面はあるものの、徒に対立軸を先鋭化(注)させたり、無用の混乱を生じさせる危険性がある。
これらをいちいち意識しているのは大変であるが、尐なくともデータをやみくもに信じてしまう態度だけはと
るべきでない。データの罠を見分ける力、すなわちデータリテラシーは、多くの人にとって必要なものではあるが、本来は、公平で客観的な報道に努めるべきメディアに携わる人間が、しっかりと備えていなければならない必須の条件である。
(田村秀「データの罠―世論はこうしてつくられる」による)
注:先鋭化させる:ここでは、目立たせる。
49 筆者によると、報道に携わる人間が備えておくべき必須条件とは何か。
1 示されたデータから影の部分を取り除く力。
2 示されたデータが偏ったものではないか見抜く力。
3 示されたデータをありのまま分かりやすく伝える力。
4 示されたデータから報道目的に合ったものを選び取る力。
問題9 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問に対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
すでに地図の空白がなくなった現在、地理的な冒険や探検といった行為は、時間が経つにつれてどんどん不可能になってきている。ジャーナリストの本多勝一氏は、冒険の条件として「命の危険性」と「行為の主体性」の二つをあげているが、①近代の冒険は、その後者が重要なのだ。それはつまり自己表現の問題とも密接に関わってくる。ここでいう表現とは、地図上に誰もたどったことがない軌跡を描くという意味である。これまでの人類の歩みを俯瞰(注1)して、その隙間を見つけ、自分なりの方法で空白を埋めていく行為と言い換えることもできる。わかりやすいところでは、登山におけるバリエーション・ルートや、8000 メートル峰(注2)を無酸素で登ることや、厳冬期にどこそこを横断するとか、はじめて大陸の最高峰
に全部登るとか、そういうことだ。末踏(注3)の地がなければ、点と点を結んで誰もおこなっていないことをすればいい。そうした点と点を結ぶのが厳しい土地、アクセスの難しい場所、思いもよらないルートを形成するなら、なおさらその注目度は増していく。冒険の世界には、海でも山でも空でも、そういう志向が必ずどこかに存在している。白紙のキャンバス(注4)に絵を描くためには表現力が必要なように、②地理的な空白がなくなった時代を生きる現代の冒険家たちは、そこに特別な自分なりの題材を見つけなくてはいけない。だからこそ③冒険者はアーティストでもあるといえる。
50 筆者は①近代の冒険は、その後者が重要なのだと述べているが、それはどのような意味か。
1 誰もが難関と感じる対象を探し、命をかけて挑戦することが重要だ。
2 先駆者が偉業を成し遂げた場所に、新たな決意で挑戦することが重要だ。
3 新たな冒険の対象を見いだし、独自の方法でそれに挑戦することが重要だ。
4 誰も踏み入ったことのない場所に、独創的な方法で挑戦することが重要だ。
51 ②地理的な空白がなくなったとはどういうことか。
1 誰も考えつかないような冒険のルートがなくなった。
2 自分なりの方法で冒険できる場所がなくなった。
3 冒険に値するルートがすべて行き尽くされた。
4 誰も冒険したことがない場所がなくなった。
52 筆者が、③冒険者はアーティストでもあると述べているのはなぜか。
1 冒険者もアーティストのように創造性のある自己表現が求められるから
2 冒険者もアーティストのように表現力をつけることで注目度が増すから
3 冒険者もアーティストのように自然と向き合って自己表現するから
4 冒険者もアーティストのように主体的な表現が許されているから
(2)
世界の食糧供給の頭打ち(注1)、かつての日本と同じように、経済成長のために農業を衰退させ、一方では食生活の向上を図るアジアの動きなど、私たちが暮らしている輸入大国の基盤は意外に脆い。
私たちは、①このへんで食糧の危機管理体制を考えておく必要があるのではないか。
危機管理とは、いったんことが起きた時に、生産から流通までをどうするか、前もって体制作りを考えておくことである。②体制を制度にしておかないと、食料確保のためのある程度強制力を持った政策を実施することなど不可能である。畑にはイモ類を優先的に植えなければならない。個人的に嫌だという人がいても、国民が最小限の栄養をとるために協力してもらう必要がある。この点を制度化しておく方が良いのではないか、ということである。
平和な時には、この制度は眠らせておけばいい。いざという時に(注2)政府が発動(注3)するのである。普段は、政府はなるべく食料の生産や流通には介入すべきではない。それぞれの立場の人たちが、自由に活動出来るような環境を整えておく役割だけでいい。しかし何かの時には、食料管理に責任を持つ仕組みに移行するのである。多くの場合は、異常事態が過ぎ去るまでの一時的な措置になるだろう。
(中略)
食糧の危機管理体制とは、非常事態に備えた生産から流通までの仕組み作りである。発動する(注3)ことがないように祈りながら、制度を検討しておく必要があるのではないか。
53 ①このへんで食糧の危機管理体制を考えておく必要があるとあるが、なぜか。
1 今すぐ食糧を確保し国民一人一人の生活を守らなければならないから
2 アジアを中心として食料の生産や流通に非常事態が起きているから
3 食糧の確保が今後ますます難しくなることが予想されるから
4 食糧輸出国の危機管理体制が確固としたものではないから
54 ②体制を制度にしてとあるが、どうすることか。
1 生産から流通までの体制を考える。
2 国民が活動できるような体制を整える。
3 政府主導で実施出来るような仕組みを作る。
4 生産や流通に国民が責任を持つ仕組みを作る。
55 政府が検討すべき食糧の危機管理体制について、筆者の考えに合うものはどれか。
1 必要が生じた時には、国民の同意を得て実施するべきだ。
2 今すぐ実施した方が良いので、速やかに制度化するべきだ。
3 平常時は実施する必要はないが、制度自体は早く整えるべきだ。
4 平和な時に限らず、国民が自由に活動出来る環境を整えるべきだ。
(3)
①日本の建築は寿命が短いが、これは木造自体の耐久性から決まるのではない。木造建築でも百年や二百年は持つ。千年以上持たせることも可能である。しかし、構造部材(注1)のメンテナンスが必要なので耐久性を考えると大材(注2)を用いたほうが良い。しかし、城郭(注3)や宮殿、館、寺院仏閣(注4)の類でないとなかなか大材を用いることができない。入手も難しいし加工にも手間暇(注5)がかかる。また、一般的に木造建築は火事や地震で失われることも少なくない。
日本人は白木の新しい建物を愛したが、時が経つと木の表面が黒ずんでくる。そこで、
余裕がある者は、地震や火災に遭った時は勿論、ある程度老朽化してくると建て直し、周囲はその建て主のことを「甲斐性(注6)がある」といって褒め称えた。しかし、建て直すといっても、大まかにいえばもとと同じものが建つ。勿論少し大きくなったり小さくなったり間取りが変わったりするが見た目に大差がない。そこで、街並みや風景は長期にわたって維持される。しかも木材はリュース(注7)、リサイクルされた。
②これは、日本独特の更新の文化と呼んでも良い。この典型が伊勢神宮である。二十年ごとに隣合う敷地に交互に建て直されるが、建てられるものは全く同じである。建物を更新するためには、木材が必要であり、樹木も植林によって更新される。若木のほうが二酸化炭素の吸収能力が優れているから、若木への更新は環境上も評価できる。同時に職人技術も更新される。更新は環境に優しく、人々に仕事を与え、ゆっくりとした変化をもたらす木の国の優れた文化である。
56 ①日本の建築は寿命が短いとあるが、なぜか。
1木材自体に耐久性がないため、メンテナンスが難しいから。
2建築に適した木材の入手が難しく、修理もあまりしないから。
3 木造建築は老朽化が速いだけでなく、火事や地震にも弱いから。
4丈夫な木材があまり使えないうえ、災害で失われることも多いから。
57 ②これは何を指すか。
1 建物が老朽化してくると同じように建て直すことで、外観が保持されること。
2 建物が老朽化してくると外観を全く変えずに建て直すことで、景観が維持されること。
3 建物が老朽化してくると、材料を再利用して同じ間取りに建て直すこと。
4 建物が老朽化してくると、景観の維持を優先して見た目を変えずに建て直すこと。
58 筆者は、木造建築が更新されることにはどのような利点があると考えているか。
1 質の良い木材の入手が容易になるだけでなく、職人の技術が向上する。
2 樹木の生育にあった条件が整う上、美しい街並みも守られる。
3 植林が進むので環境によい上、職人の技術も受け継がれる。
4 木材の供給が安定するだけでなく、美しい風景が守られる。
答案:
问题8:1 2 3 2
问题9:3 4 1 3 3 3 4 1 3
以上就是2010年12月日语N1考试真题之阅读部分(1)的全部内容,感谢阅读!
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