您的位置:首页> 日语考试 > N2 > 日语阅读—— 日本民间故事《由鸡守护的寿命》
日语学习者们应该都读过《仙鹤报恩》的故事,中国的神话中也有很多动物报恩的故事。下面的双语阅读文章中,未名天日语小编给大家讲的故事也是一个动物报恩的故事,虽然只是一个民间故事,但是好人有好报绝对是真理。希望这篇文章在给大家带来快乐的同时对大家的初级日语学习也能有一定的帮助。
むかし、ある村のお寺の和尚(おしょう)さんが、北海道から帰ってくる時の事。
这是很久以前,某个村子寺庙里的和尚从北海道回来时发生的事。
連絡船(れんらくせん)の船室で眠っていた和尚さんは、不思議な夢を見ました。
在联络船的船舱里睡觉的和尚做了个不可思议的梦。
夢には一羽のニワトリが現れて、こう言うのです。「わたしは、この船に乗っているニワトリです。夜明け前には、飼い主に殺されて食べられてしまいます。どうかわたしを、助けてください。わたしの命を、六十銭で買い取ってください。和尚さま、どうかお願いいたします」
在梦中,出现了一只鸡,它这样说道:“我是这艘船上的鸡。在天亮之前会被主人杀了吃掉。请无论如何帮帮我。请用六十钱买了我的命吧。和尚师傅,拜托了。”
言い終わると、ニワトリはペコリと頭を下げて消えました。
说完之后,鸡匆匆得点头行礼之后就消失了。
目を覚ました和尚さんは、「不思議な夢じゃ。しかしまあ、ただの夢だ」と、思いましたが、とりあえずお供の小僧(こぞう)さんに一円札を持たせて言いました。「ニワトリをつれている人がいたら、その人からニワトリを買い取りなさい」
醒来之后的和尚虽然想着“真是个不可思议的梦啊。不过终究只是个梦。”,但是还是给了随行的小僧一日元纸币对他说道:“如果有人拿着鸡,就把那鸡买下来。”
すると小僧さんは、しばらくしてカゴに入ったニワトリと、つり銭の四十銭を持って和尚さんのところへ戻ってきました。
过了一会,小僧就拿着装了鸡的笼子和找回来的四十钱回来了。
「金額まで同じとは、あの夢は正夢だったのか」
“连金额都一样,看来那梦是真的。”
和尚さんはそのニワトリを港の知り合いの人にあずけて、村のお寺へ帰っていきました。
和尚把那只鸡交给港口的熟人,然后就回村子的寺庙里去了。
そのニワトリは、それから八ヶ月ほどして死んでしまいました。
那只鸡过了八个月之后就死了。
知らせを受けた和尚さんは、ニワトリをあずけた知り合いの家まで出かけていって、ニワトリの供養(くよう)をしてやりました。
收到通知的和尚还特意去了暂存鸡的朋友家,还为它做了佛事。
それからしばらくたったある日、和尚さんの夢の中に、またあのニワトリが現れました。
过了几天之后,那只鸡又出现在了和尚的梦里。
「和尚さま。おかげさまでわたしは、命をのばす事が出来ました。寿命がつきるまで生きられたのですから、まことにしあわせです。お礼として和尚さまのお命を、七十五才になる年の七月二十五日までお守りいたします。それまではどんな病気になっても、決して死ぬような事はございませんのでご安心を」
“和尚师傅,托您的福,我才得以延长了生命。能活到寿终,真的是件很幸福的事情。作为对您的回礼,我会守护您到七十五岁那年的七月二十五日为止。在这之前,不管生什么病都不会死去,所以请您放心吧。”
やがて月日が過ぎ、和尚さんは七十五歳の七月二十五日の日をむかえました。
时间流逝,和尚终于迎来了七十五岁的七月二十五日。
「今日までは、あのニワトリがわしを見守ってくれていたわけか。そう言えば、今までたいした病気にもならずにやってこられた。ニワトリに、礼をいわんといかんな」
“那只鸡守护我到现在了啊。这样说来,到现在为止,好像没生过什么大病啊。必须好好谢谢那只鸡。”
和尚さんは間もなく病気になり、一月後の八月二十五日に大往生(だいおうじょう)をとげたという事です。
和尚不久之后几就生了病,一月后的八月二十五日就寿终正寝。
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