您的位置:首页> 日本文化 > 日本民间故事:带来好运的白龙
むかしむかし、惣松(そうまつ)という人が、村人たちと伊勢参宮(いせさんぐう)に行きました。
很久很久以前,有个叫物松的人,和村民们一起去伊势神宫。
そしてその帰り道に舟で二見が浦(ふたみがうら)の近くの飛島(とびしま)まで来たのですが、突然空に小さな白龍(はくりゅう)が現れて、惣松の着物の中に飛び込んできたのです。
然后回来路上坐着船到二见浦附近的飞岛时,突然空中出现了小白龙,飞进了物松的衣服里。
惣松をはじめ、村人たちはビックリしましたが、「これは、幸運を知らせる神さまのお告げじゃ」と、喜んで白龍を村へ持ち帰りました。
包括物松在内的所有村民们都吃了一惊,说道:“这是神灵通知幸运降临的标志。”就很高兴得把白龙带回村子里了。
家に白龍を持ち帰った惣松は白龍を床の間に置きましたが、白龍は床の間から出て行くと神棚(かみだな)の中に入ってしまったのです。
物松把白龙带回家后放在壁龛时,白龙从壁龛出来,钻进了神龛里。
惣松は、「神棚とは、この白龍は福の神に違いない。きっと、良い事がおこるぞ」と、神棚へだんごやお酒などをたくさんおそなえしました。
物松说:“会钻到神龛里,这白龙肯定是福星。肯定会发生什么好事了。”然后拿了很多丸子和酒等放在神龛上。
すると惣松の家だけでなく村中が幸運続きで、村はどんどん栄えていきました。
这样一来,不仅是物松家,整个村子都变得很幸运,村子渐渐繁荣起来。
そんなある日の事、惣松は神棚にそなえただんごを一口食べると、「ぺっぺっ!くさっていやがる!こんな物、食えるか!」と、吐き出してしまったのです。
话说有一天,物松吃了一口供在神龛上的丸子后:“呸呸!这都烂掉了!这种东西怎么吃啊!”就吐了出来。
するとそのとたんに白龍が神棚から飛び出して、森の中へかくれてしまいました。
这时,白龙一下子从神龛里飞出来藏到森林里去了。
おかげで村はしだいに、貧しくなっていきました。
从此村子又渐渐得变得贫困了。
それから数年後、弘法大師(こうぼうたいし)が村へやって来ました。
这样过了几年之后,弘法大师来到了这个村子。
弘法大師は村中を歩き回ると、村人にたずねました。「この近くに大きな力を感じるが、この村には何かあるのか?」
弘法大师在村子走了一圈后,问村民们:“这附近能感觉到一股强大的力量,这村子里有什么吗?”
「はい、お坊さま。実はこの村に一匹の白龍がいたのですが、森の中へ逃げてしまいました。それいらい、村は不運続きです。どうか白龍を、連れもどして下さい」
“是的,大师。其实曾经这个村子里有一条白龙,可是后来逃到森林里去了。自那之后,村子就接二连三得发生不幸。请帮忙把白龙带回来吧。”
村人の言葉に、弘法大師は、「白龍は水が好きだから、井戸をほってあげよう」と、持っていた杖(つえ)を、地面に突き刺しました。
听了村民们的话后,弘法大师说道:“白龙喜欢水,我给你们凿个井吧。”然后将手里的拐杖向地面刺去。
すると不思議な事に、そこから水がこんこんとわき出したのです。
不可思议的事情发生了,之后水源源不断得涌了出来。
それからは毎日のように白龍がこの水を飲みに来るようになり、村は前のように栄えていったそうです。
之后,白龙每天都会来喝水,村子又像以前那样繁荣起来。
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