您的位置:首页> 日语考试 > N1 > 日语N1阅读练习:读书卡片
三月正是读书与学习的大好时光,不论你是准备考研、法考还是日语等级考试,还请你务必抓紧时间来进行学习!参加日语等级考试,最大的难关就是阅读了,分值最高,同时花时间最多。想要提高你的日语阅读能力没有别的方法,就是要日积月累地做练习题,不论是模拟题还是真题,都要多加练习。本文就给大家分享日语N1阅读练习:读书卡片。
如果大家有今年就要通过日语N1考试的紧迫性,不妨来参加未名天日语学校的日语培训面授班!我们会让你9个月从零基础通过日语N1考试!
どこの家でもそうだと思うが、母親というのはやけに物持ちがよくて、ときどきあっと驚かされることがある。二十年も前のカーディガンを今でも着ていたり、三十年も前に使っていたカーテンを未だに押入の奥にしまっていたり…中でも自分の子供に関係する類のものは、今や何の役にもたたないと分かっていながら、後生大事にとってある。
むろん、Aぼくの母親も例外ではない。つい先日も、押入れの奥から驚くべきものを出してきて、ぼくをあっと言わせた。そのときぼくは母親と差し向かいで、お茶を飲みながら昔の話に花を咲かせていた。大学時代のぼくが、B海のものとも山のものともつかないのに、いつもシコシコ原稿を書いていたという話題になったとき、母親は急に何か思いついたような顔をして、「そういえばあなたの…あれは何、カードみたいなものがいっぱいあるけど」とのことを言った。何のカードなのかぼく自身にも全然分からなかったので、ちょっと見せてくれと頼んだところ、押入れの奥から風呂敷に包んだ五百枚近いカードを出してきたのである。
一目見て、ぼくはそれが何であるのかを思い出し、声を上げそうなほど驚いた。それはぼくが十九歳から二十歳にかけての約一年半、勉強のつもりで記していた日記のようなカードである。俗に「京大式カード」と呼ばれるので、裏は真っ白、表には何本かの鄴線が引いてあるだけのシンプルなカードである。当時のぼくはこれを使って、まず個人的な読書カードを作り始めた。短編小説をー篇読んでは、一枚の京大式カードに読後感を記していたのである。半年もしないうちにカードはかなりの枚数になり、段々面白くなってきたので、今度は自分なりの小説論とか、自分の書いている小説の欠点、あるいは徒然に思うことなどをここに記すようになった。
十数年を経った今、このカードを改めて読んでみると、その勤勉さ、Cその暗い情熱には頭の下がるものがある。二十歳のぼくが本当に心から、何が何まで小説家になりたいと願っていたことが、よく分かる。(中略)
ぼくは、D二十歳の原点に還るべく、再び京大式カードをつけてみようかと考えている。
[問1] A「ぼくの母親も例外ではない」とは、ここではどのようなことか。
①ぼくの母親も物持ちがよいこと。
②ぼくの母親も押入れの奥から驚くべきぢのを出してくること。
③ぼくの母親もよく人を驚かすということ。
④ぼくの母親もよく昔の話に花を咲かせること。
[問2] B「海のものとも山のものともつかない」とは、ここではどのようなことか。
①筆者が、小説家になるかどうかわからないということ。
②筆者が、休みなのにどこにも遊びに行かないということ。
③その原稿が、売れるかどうかも分からないということ。
④筆者が、小説家になる才能があまりないこと。
[問3] C「その暗い情熱」とあるが、何に対する情熱か。
①読書カードを作ることに対する情熱。
②小説を読むことに対する情熱。
③まじめに勉強することに対する情熱。
④小説家になることに対する情熱。
[問4] D「二十歳の原点に還る」とは、ここではどういうことか。
①京大式カードに、小説の読後感を書くこと。
②小説をたくさん書くこと。
③目的に向かって勤勉に情熱を注ぐこと。
④若さを失わないように努力すること。
答案: [問1]① [問2]① [問3]④ [問4]③
解说:
[問1]提出的问题是,“我的妈妈也不例外”指的是什么。
回答这个问题的关键句是第一段提到的“母親というのはやけに物持ちがよくて、ときどきあっと驚かされることがある”(母亲对东西的使用都很在意,有时甚至会让人吃惊),所以答案为选项①。
[問2]问题中的“海のものとも山のものともつかない”是个惯用句,意为“八字没一撇、未知数、捉摸不定”。答案为选项①,即“笔者不知道自己是否会成为作家”。因为文中说“大学時代のぼくが、海のものとも山のものともつかないのに、いつもシコシコ原稿を書いていた”(大学时代的我,在还是未知数的情况下就坚持不懈地写稿子),并且还为此积累了很多卡片。
[問3]提出的问题是,“那种热情”是对什么的热情。
作者笔耕不綴、勤记卡片,就是在“何が何まで小説家になりたいと願っていた”(祈祷无论如何也要成为小说家),所以答案为选项④,即“对成为小说家的热情”。
[問4]提出的问题是,“返回到20岁的原点”具体指什么。
作者最后在想“二十歳の原点に還るべく、再び京大式カードをつけてみようか”(是否要再回到20岁的原点,开始写卡片),而当时作者写卡片的目的是为了成为作家。所以答案为选项③,即“向着目标,注入勤奋与热情”。
其他选项的译文:
[問1]②我母亲从壁橱里拿出了令我吃惊的东西。
③我母亲总让人吃惊。
④我母亲总兴致勃勃地谈论过去的事情。
[問2]②作者虽然休假,但哪也不去玩。
③不知道稿子能不能卖出去。
④笔者没有成为小说家的才能。
[問3]①对写读书卡片的热情。
②对读小说的热情。
③对认真学习的热情。
[問4]①在卡片上写小说的读后感。
②写很多小说。
④努力不失去年轻。
文章大意的把握:
作者的妈妈保存了多年前作者上大学时记的读书卡片。这些卡片让作者想起曾经为了梦想不懈努力、满怀热情的日子。
句型•词语注释
句型
〜たところ:前接表示动作的动词タ形,后续表示事情成立和发现的偶然契机。
ちょっと見せてくれと頼んだところ、押入れの奥から風呂敷に包んだ五百枚近いカードを出してきたのである。/拜托说能不能给我看看,(妈妈)就从壁橱深处拿出包在包袱皮里的近五百张卡片。
駅の遺失物係に問い合わせたところ、届いているとのことだ。/问了车站的失物招领处,说是那东西已经送到了。
词语
やけに:非常,特別;厉害。
物持ち:使用物品精心(在意)。物持ちがいい/使用东西很在意。
花が咲く:热闹起来。話に花が咲く/说起话来海阔天空。
シコシコ:不放松地,不懈地。
頭が下がる:佩服,钦佩。
以上就是日语N1阅读练习:读书卡片的全部介绍内容,感谢阅读!
相关阅读